パソコン復活。ネットも繋がった。

最近、知人がぶろぐを始めた。周囲の人たちにそれを公表しているんだが、覗いてみると、大学名学部学科所属サークルまで詳細に明かしていて、自らの名前も出ている。隠して書いているわけではないから、いいんだろうけど、・・・いいのか?近いうちにはきっと自らの顔も出してしまうんじゃないか。(サークルの写真は載せていた。)

実習で刀剣の手入れをやった。本物の刀に触ってしまった(祖父のもっていた偽物は触ったことがある)。先生が持ってきていた刀の中には室町時代の物があったのだけど、錆びてしまっていて、「研ぎに出すと、(物自体の値段より)高くつくから」と笑っていた。実習で使ったものは白鞘に収まっていて、先生が刀を鞘から取り出すまでの間、とうとうこの日が来た!でも怖い!!と心臓をばくばくさせていた。取り出された刀は、きれいだった。手入れをしている最中、「これで人を殺すことが出来るんだ」という頭の中のイメージによって恐怖はあるんだけれど、打ち粉を打ちながら、あーこれ自分のものにしたい、とずっと考えていた。刀を構えて立ってみると、ずっしりと予想以上に重い。きちんと訓練を受けていなければ扱えないものなんだなあ、これで戦って命のやりとり*1をしていた時代があったんだなあ、切っ先ってこんな形してたんだ、としみじみ。鯉口なんて硬くて硬くて、時代劇で観るように、かっこよく親指で弾くなんてあんなの実際には出来ないんだ!というのが一番の収穫だった。あほ。しかしまあ、あの刀の重みも美しさも忘れられそうにない。軽々しく買えるような値段じゃないけれど、一本持ちたいなあ。いつか。

*1:ばがぼんど風に。ちょうど実習の日の朝、ばがぼんどを読んでから登校していた。