松尾芭蕉が

八月末から三泊四日で夏の合宿だった。50数人が一つ屋根の下で生活するという経験は、部活ないしサークルにでも入らなきゃ一生経験することが無かったことだと思いますまじで。わたしは面倒くさがりだから一瞬近づいてもそれを保てずに終わってしまうことが多いけど、サークルという囲いの中ではそうもいかないわけで、高校までの自分とはかけ離れたところに身を置いている。サークルに入っていなかったら、ひとが怒ってるところも泣いているところも笑っているところも、こんなにたくさんこんなに間近でみることは無かっただろうなあと思う。吐いたことが無くて苦しんでいる一年生に吐き方伝授してあげたり、女体好き女子と週刊現代に載っていたほしのあきのグラビアを捲りながら紙上のおっぱい触ったり、夜中の3時に来る屋台のラーメンを三日連続で食べたり、まあ色々。4年間健全に大学生らしく過せているのはこの50人のひとたちと卒業していった先輩方のおかげだとかしみじみしちゃってる時点でわたしはずいぶん人が変わったなまじで!