かずとよさんとちよちゃん

昨日、今年の大河ドラマを初めて観た。やっとだ。主人公は、山内一豊と妻の千代。で、今日は夜8時からちゃんと観てみた。ストーリーは、一豊と千代がやっとくっついた場面でドラマ序盤の盛り上がり所だったと思うんだが、パッとしなかった。「一豊の出世の道を支える千代」はこれからなので、もうちょっと見守る。今回の大河は戦国時代ということもあって、教科書にナミヘイの毛が生えた程度の知識しか持ち合わせていない私にとっては、誰がどの人物を演じるかがドラマを楽しむ重要な要素になる。今回の大河は全体的に俳優さんの年齢層が高い。前回の新選組!が登場人物たちの年齢に近い若い人を起用していたから、余計目立つのか。しかし、信長が舘ひろしって、もう枯れてないか。美濃平定の時期の信長って三十ちょっとじゃないの。もっとドスの利いた声でなめんなコノヤローな信長がすきな私は不満だ。でも、主役の一豊と信長はひとまわりくらい年が離れているから、上川隆也の一豊ありきの信長だったらしょうがないのかな。それに女優陣もベテランを揃えていて、お市大地真央ってもうおばさんじゃん!と独り言をいってしまった。やっぱりお姫さまは若い子のほうがいいと思うの。だってながさわまさみを出すならお姫さまでしょ!と思うじゃないか。(・・・文句ばっかりだ。)まあしかし、血気盛んだった頃の実年齢に見合う若い人を使っても大体人生終わるときには50そこそこになっていないといけないわけだから、最初からオジサンを使うのはありなんだ。でも主役は違えど何年か前の利家とまつが面白かったばっかりに色々と比べてしまうよ。オリジナルのキャラクターで出てる香川さんなんか、画面に映るたび「秀吉!」と思ってしまう。しかし文句ばっかりの配役の中で、竹中半兵衛はよいと思う。若死にする半兵衛に筒井道隆はぴったりじゃないか。(筒井道隆すきなんだよ。)結局すきな俳優があんまり出ていないから文句ばかり出るんだコレ。おわり。
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